ファイバーグラスシングルは世界中で親しまれている大変ポピュラーな屋根材です。 粒状彩色石をランダムに塗布した微妙な色合いは、屋根に自然な風合いを与え欧米風モダンデザイン住宅だけでなく、伝統的な日本住宅にも美しく調和します。表面がザラザラした材質なので雪が滑り落ちてきにくいのも特徴です。 本体1枚約1.7kgと軽量で、施工時に取り扱いが簡易で重量は1坪あたり約40kg(化粧スレートの約1/2)で耐震性にも優れています。リッジウェイは数ある屋根材の中でも防水性に優れた材料です。アスファルト基材で構成されている素材のため、水分を含みません。
金属名称と思われている方がいると思いますが、正式には日鉄住金鋼板株式会社の製品名です。 ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%のアルミ亜鉛合金をメッキした鋼板です。元々はアメリカの会社が開発した製品で現在は、全世界で生産製造されています。 一般的なトタンである亜鉛メッキ鋼板と比べるとの約4倍の防錆性がある日本瓦の約1/6の軽さです。 そのため、耐震性にも優れています。 防水性・遮音性に優れた屋根材です。
他の屋根材のように塗料による着色でないため、再塗装の必要がなく長期にわたって美しさを保ちます。
瓦と屋根面の間に空気層があり、また瓦自体も熱を伝えにくい性質を持っているため、瓦屋根は夏の熱気、冬の冷気も屋内に伝えにくく、1年中快適に過ごせます。
屋根は住宅の外観の大きなポイントです。瓦は焼き物ならではの風合いや材質感が暖かみや高級感を醸し出し、様々な瓦形状や色合いが家のアクセントになり住宅の個性を演出します。
日本の住宅屋根の約半分「粘土瓦」です。粘土瓦は、自然素材の粘土を原料にした瓦のことで、窯で焼成して製品になります。日本古来からの屋根材で1,400年の実績を持った屋根材です。
古くからある屋根材ですが、進化を続けている屋根材でもあり、防水性、意匠性、耐久性といった基本性能だけでなく、地震や台風に強い固定構造や、太陽光を反射する遮熱性能など新たな魅力が加わり、古くて新しい屋根材として粘土瓦は見直されています。
三州瓦(さんしゅうがわら)とは、愛知県西三河地方の旧国名三河を意味する「三州」に由来します。良質な粘土が豊富にあるこの地域は、
①原料である粘土の調達が容易であること
②日本の中心付近であるという好立地と、国内でも随一の産業圏にあることで、トラックの帰便の活用によって運送コストを低く抑える事ができたこと
③原材料業者や設備業者といった協力業者が多く集まったこと
などにより、粘土瓦の産地の中で最も成功・繁栄してきました。
全国的に有名な粘土瓦は、三州瓦の他に石州瓦(島根県)、淡路瓦(兵庫県)などもあり、それらを総称して三大瓦(日本の瓦の三大産地)と呼んでいます。